Case Study. 採用サイトに、5万人。動いたのは233人。
応募が増えない本当の原因は、たいてい「どこで取りこぼしているか」が見えていないこと。
5万人の行動を1人ずつ追って、漏れの場所を特定した記録です。
採用サイトに来た人
(応募・相談・SNSへ)
=伸びしろの大きさ
求人にお金をかけても応募が来ない——その原因は、たいてい「どこで取りこぼしているか」が見えていないことです。 このお店の採用サイトには、11ヶ月で約5万人が来ていました。でも、実際に動いたのは233人。 どこで失っているのかを、1人ずつの行動から追いました。これは、その記録です。
まず、現実から。
5万人来て、動いたのは233人
「人が来ていない」のではありません。来てはいる。問題は、その先で止まっていることです。
「行動」=応募・LINE相談・SNSへの遷移など、何らかのアクションを起こした回数。
動いた割合は 0.47%。これを1%に上げるだけで、応募につながる母数はおよそ倍になります。集める力より、逃さない力が足りていません。
ではなぜ、来た人が動かないのか。理由は2つに分かれていました。①そもそも来ている人の“熱量”がバラバラなこと、②本気の人ほど、肝心のページで離脱していたこと。順に見ます。
来ている人の熱量が、
流入元でまるで違った
同じ「1人の来訪」でも、どこから来たかで“読む時間”がまるで違います。滞在が短い=中身を見ずに離脱、ということ。
人数の約71%はTikTok広告から。認知(知ってもらう)には大成功ですが、滞在は1秒未満=ほぼ中身を見ずに離脱します。 一方、Google検索やInstagramから来た人は40〜50秒しっかり読む=応募を本気で考える層。数は多いのに、応募につながる“質”の人は一部だったのです。
- 来た理由
- 動画を“なんとなく”見て、流れで着地
- 熱量
- 1〜3秒で離脱。中身を読まない
- 応募
- 母数は大きいが、ほぼ動かない
- 来た理由
- 「この店で働きたい」と検索・SNSから能動的に
- 熱量
- 40〜50秒しっかり読み込む
- 応募
- 少数だが、相談・応募につながりやすい
本気の人ほど、
肝心のページで逃げていた
職種ごとにページの“読まれ方”を見ると、一番採りたい層で、一番取りこぼしていました。
学生向け(新卒・パート)は30〜40秒、丁寧に読まれています。ところが即戦力がほしい中途・業務委託のページは、わずか10秒前後で離脱。 一番採りたい人材のページが、一番読まれていない——ここが、このお店の最大の“穴”でした。最初の数行で、その人の心に刺さっていないのです。
動いた233人は、
どこへ行ったか
数少ない「動いた人」の中身を見ると、構造的な“逃げ道”が見えました。
一番多い行動が「Instagramへ移動」。これは、サイト上では応募・相談を決めきれず、SNSへ逃げている状態です。 逆にLINE相談は、会社の中身を読んだ人がしっかり動いている。「決めきれる導線」と「相談のしやすさ」が足りていない、という診断です。
5万人を集めることより、
来た人を逃さないこと。
応募を増やすには、もっと人を集めるべき?
いいえ。5万人来て、動いたのは233人(0.47%)。いまは「集める力」より「逃さない力」が足りていない状態です。 母数をさらに増やすより、来た人の歩留まりを上げる方が、同じ予算で応募はずっと増えます。まず穴をふさぐ。話はそれからです。
打ち手は、
3つに絞れた
① 中途・業務委託ページを作り直す。10秒で離脱=最初の数行で刺さっていない。一番採りたい層に、最初の一文を合わせる。 ② サイトで決めきれる導線に。Instagramへ逃げる前に、LINE相談を目立つ位置へ。 ③ “数”より“質”の流入を太らせる。TikTokで母数を稼ぐより、Google検索・Instagramからの本気の人を増やす設計へ。
派手な「○万PV!」は、ここには書きません。書けるのは、来た人がどこで止まったか、その理由だけ。穴の場所が分かれば、応募はあとからついてきます。
では、あなたのお店の採用ならどうなるか。
- いまの求人・採用サイトで、来た人がどこで応募をやめているかを行動データで特定します
- 職種ごと(新卒・中途・パート・委託)に、最初の一文から刺さる見せ方を設計します
- SNS・広告は“数”より“質”に寄せ、相談・応募までの導線を一本につなぎます
採用診断
あなたの採用サイト、
来た人の何%が
動いていますか?
人は来ているのに応募が増えないなら、どこで失っているかを行動データで切り分けます。 職種ごとの取りこぼしまで、一度お見せします。売り込みはしません。
採用も、SNSの発信も、サイトの更新も。1つのチームから。 サービス →
本事例は1社の採用サイトの実測であり、同じ成果を保証するものではありません。傾向は業種・時期・職種により異なります。数値は解析ツールの実数です。